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東谷シスターズ
高松市南部に位置する東谷にて、おたま・おたか・鈴々・ナチ・秀一郎の五人ムスメによって構成する『ものづくりあくちぶ集団』。
右手にヲタ魂を、左手に愛を持ち、日々ノリと笑いで生き抜くムスメたちをよろしくお願いしまっす★
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Posted by あしたさぬき.JP at

2008年08月29日

石舟

 今回は下谷の集会場斜め前にある『石舟』について。
この大きな石は、もともと横を流れる天満川の中にあった7個の岩の一つだったそうだ。

 その中に、2基舟の形をしたものがあったので『石舟』と呼んでいたとか。

 かつてこの場所には『松尾神社』があり、祭神である『大山祗命』がこの『石舟』に乗って東谷に来られたという伝説が残っていることから、『御神舟』とも言われたらしい。

 この『石舟』は、道路拡張工事に伴い発破され石積みにされる運命にあった。

 他の石は次々と発破され土台となり、残るは『石舟』のみと石工が発破穴を掘ると、突然腹痛と発熱を訴え、とうとう発破が出来なくなってしまった。

 どうやらこの石を掘った祟りだろうと、御祓いをしてからそのままの姿で道路脇に置くこととなった。
 今でも痛々しい発破穴の後が残っている。
 現在は『石舟』の周りは公園になっているので、道を通る人に「あれ、なんな~」と聞かれることも多々ある。
 また、この『石舟』が屋号になっている家もある。
  


Posted by 東谷シスターズ at 21:35Comments(0)東谷時間旅行

2008年08月29日

額谷小学校

東谷時間旅行とは、毎月発行のコミセン便り『がくたに通信』にて紹介している、東谷のいろいろな話である。

 今回はコミセン便り『がくたに通信』の由来である『額谷小学校』について。
 東谷コミュニティセンターの裏手にある青木商店。
 その前を流れる天満川に架かる橋を渡り、坂を上って行くと大きな石碑が建っている。
 その山手側に『額谷小学校』があったそうだ。
 
 もともとは、高松藩の年貢米の収納所だったところを、維新の改革により学舎にしたとか。
 『額谷農業補習学校』が付設されたり、『安原村立額谷国民小学校』や『安原村立額谷小学校』と校名の変遷を辿る。
 明治の三村合併時に『塩江町立東谷小学校』となったが、一ヶ月後には境界線の変更に伴い、 『香川町立東谷小学校』となった。
 
 その石碑の場所から現在のコミュニティセンターの場所に移転したのが、大正十五年と言われている。
 昭和四十四年には、児童数が四十二名となり『川東小学校』に統合される。
 『額谷』という、東谷の中心にあった思い出を何らかの形で残したく思い、センター便りの題名に引用しました。
  


Posted by 東谷シスターズ at 21:31Comments(0)東谷時間旅行